【映画レビュー】「ベイビー・ドライバー」魅力的車のダンス【ネタバレ感想考察】

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最高に「かっこいい」を突き詰めた良作

KOX
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今回は、2017年に公開されたカーアクション映画「ベイビー・ドライバー」をレビュー。

筆者評価は★4.4

監督:エドガー・ライト

主演:アンセル・エルゴート

公開当時、友人と「おもしろすぎる!」と盛り上がった本作を、再鑑賞しました。

やっぱりどう考えても面白かったので、レビューして行きます。

本作はとにかくオシャレでカッコいい。カーアクションも今まで見たことがないようなシーンばかりで、最後まで駆け抜けていく映画です。

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ざっくりあらすじ(ネタバレ)

子供の頃の事故が原因で耳鳴りがやまないため、常に音楽を聴いている超凄腕ドライバーの「ベイビー」は、犯罪組織のボス「ドク」にその腕を買われ、警察からの追跡を振り切る「逃がし屋」として働いています。

ベイビーは、人の会話を録音してリミックスを作る趣味を持ってもいます。

ベイビーはある日、行きつけのダイナーで「デボラ」という女性と出逢います。同じ曲が好きだというデボラに、惹かれるベイビー。

ベイビーはデボラと出会ったことで、犯罪組織から足を洗うことを決意。最後の仕事に取り掛かります。

しかし、ボスはやめさせてくれません。脅され、渋々仕事を続けることに。

仕事の途中、話し合いをするためデボラのいるダイナーへ寄ります。デボラを巻き込みたくないベイビーは知らない人のふりをします。

店を出る時、「午前2時に逃げよう」とメモを残します。

夜になり、デボラの元へ向かおうとするベイビーの前に、犯罪組織の2人が現れ、ベイビーが趣味のリミックステープ作りに使っていたICレコーダーを突き出します。「お前警察の犬だろ」

ベイビーは尋問され、連れ戻されます。

ベイビーはその犯罪組織の奴らから逃げ出し、デボラを乗せて逃げます。が、警察に包囲され自首することを選びます。

5年の刑期を終え、出所し、デボラとキスをするのでした。

なんといってもカーアクション

ベイビー・ドライバーを語る上で、絶対に欠かせないのは「カーアクション」です。

音楽×全く新しいカーアクションがベイビー・ドライバー最大の特徴。

セリフのないこの冒頭6分。圧倒的な絵ヂカラと、音楽との融合で見入ってしまいます。

「この映画はこういう映画ですよ」と伝える冒頭シーンとしては、歴代映画の中でもトップクラスではないでしょうか。

カメラワークと音楽も相まって、カーアクション映画というよりも「カーダンス映画」というジャンル名がふさわしいでしょう。

音ハメが気持ちいい

銃を打つ音や、車のエンジンをふかす音など、あらゆる音がBGMとリンクしています。

ゲーム界などではよくこれを「音ハメ」と言います。音ハメすることが主眼に置かれたゲームもあるほどで、その最たる例とすれば、太鼓の達人などが挙げられるでしょう。

アンセル・ゴートの持っている独特の爽やかさが存分に表現されている本作。アクションも常に爽やかさを感じられ、見る人を飽きさせません。

とにかくスタイリッシュ。とにかくオシャレ。とにかくカッコいい。

ベイビーと観客のリンク

ベイビーの、「好きな音楽を聴いている時、能力が覚醒する」という設定は、現実離れしているようで、観客とリンクしている部分があります。

この設定のおかげで、観客はベイビーに共感することができ、映画に入り込むことができるのです。

「いい映画は主人公を好きになれる」という条件を満たしてくれます。

誰しも体験したことのある、好きな曲を聴いて通学しているときの、無敵感。

映画の主人公になったかのように街が見える、あの感覚。

それを映画の主人公のキャラクターにまで昇華させているだけなので、共感を感じつつ見ることができる不思議な映画なのです。

コーヒーショップにコーヒーを買いに行くシーンも、かなり印象的。

音楽を聴いている時、頭の中で一度はこうやってコーヒー買っている人も多いのでは?

まとめ

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Photo by Pixabay on Pexels.com
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今回は映画「ベイビー・ドライバー」をレビューしまシタ。

ちょいグロシーンがあるので、子供向けではないかもしれませんが、誰が見ても楽しめる作品になっていマス。

カーアクションと音楽という、ビジュアルとサウンドに訴える作品なので、言語の壁を超えて楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

まだ見たことがないという方は、ぜひ見て見てください。

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