圧倒的世界観と見応え抜群の映像
今回は「マッド・マックス 怒りのデスロード」をレビューしマス。
筆者評価は★4.4
主演:トム・ハーディ
監督:ジョージ・ミラー
本作は何度見ても面白い、個人的傑作中の傑作。
「荒廃した世界」系の映画の中でも群を抜いて入り込める世界観を持っており、独特な価値観やカルト宗教など、面白みしかないです。
本作は北斗の拳のモデルになったとか。(マッドマックスシリーズ1は1979年公開)
世界観のクオリティは、パイレーツオブカリビアンや、スターウォーズクラスです。
助演のシャーリーズ・セロン演じるフュリオサが最高にかっこいい作品です。
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ざっくりあらすじ(ネタバレ)
舞台は核戦争で荒廃した世界。
地上の緑は枯れ果て、砂漠と化しました。
この世界で人間は生き残っています。元警官のマックスは、イモータン・ジョーという指導者が支配している組織に捕まり、砦に連れて行かれます。
イモータン・ジョーはダムを掌握しており、水の力を持って人々を支配しています。
イモータンの持っている戦闘部隊の部隊長である女兵士、フュリオサはウォータンクという超巨大な車を運転します。
実はフュリオサは、イモータンへの裏切りを考えていました。彼は美しい女性を性奴隷としていたからです。この女性たちを解放するため、フュリオサの裏切りが始まります。
マックスは、この戦闘に巻き込まれます。道中フュリオサと協力関係に。
フュリオサは、自身が生まれた地「緑の地」を目指し、到着するものの、もうそこに緑は存在していませんでした。
マックスとフュリオサは、水の砦に引き返し、追ってきていたイモータンを処刑します。
砦には平和が訪れ、ここからやり直すことを決意。マックスは砦を後にするのでした。
魅力は世界観
やはり魅力は世界観です。
核戦争によって地表が放射能まみれになっているため、奇形児ばかりが生まれます。
3頭身くらいしかない人間や、足が肥大化している人間など。
体が健康な男でも、寿命が20年ほどしかない「ウォーボーイズ」など。
さらに、車のエンジンを崇拝するカルト宗教も組織されており、この辺りも面白いです。
襲撃をしに行くのに、戦闘車両だけでなく音楽を演奏する車も出す辺りも、ビジュアルのインパクトに応えます。
ゾーイ・クラヴィッツも出てます
「THE BATMAN」でキャットウーマン役を務めたゾーイ・クラヴィッツも、本作に出演しています。
THE BATMANについての記事は https://coffeeofroadrunner.com/映画考察the-batman次回作はジョーカー登場かネタバレ感/ こちらで。
本作を初めて視聴した頃は、「綺麗な女優さんだなあ」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、今思えばこの頃から、ゾーイ・クラヴィッツは輝いていましたね。
イモータンジョーが妻(というか子供を産ませる器)としている女性はみんな美しかったです。
他の女優さんはあまり他の作品で見た記憶がないですが、今後出てくるかもしれませんね。
裏主人公が2名
フュリオサ大隊長と、ニュークス。この2名は裏主人公です。
むしろマックスよりも成長や葛藤が見られ、こちらの2名が主人公と言えるでしょう。
フュリオサは、女性開放の象徴として、ニュークスは人間に愛が必要だとわからせてくれる存在として、映画内で2本の柱になっています。
特に僕はニュークスの、愛というものに触れ合い、超短期間で全くの別人かのように成長していく様子が面白いです。
まとめ
今回は「MADMAX 怒りのデスロード」をレビューしまシタ。
何度でも見たい映画の一本です。
圧倒的な世界観と、他の映画とかぶりようのないストーリーで、新鮮に見れる映画になっているのではないでしょうか。
ちょっとキャラクターたちが気持ち悪い感じ(チャーリーのチョコレート工場的な)なので、苦手な人は苦手なんだろうなと言う印象です。
ぜひ見て見てください。
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