ゲーム×映画のシナジーはますます強大に
今回は、「ゲーム作品の映画化」についてデス。
映画化されそうなゲーム作品を予想すると共に、ゲーム映画の位置付けを考えマス。
「ゲーム映画」について考える上で、まず思いつくヒット作はタイトルにも書いた通り、「バイオハザード」でしょう。
映画「バイオハザード」は主演ミラ・ジョヴォヴィッチで2002年に公開されました。(ちょうど20年前!)
その後2016年に至るまで、6作品が公開される超大ヒットシリーズとなりました。
超大ヒットだったこともあり、なんとなくハリウッドのイメージが強い本作ですが、1作目はドイツのコンスタンティンフィルムズという映画会社が作成した、「小さなスリラー映画」でした。
そもそもバイオハザード1のゲームが発売されたのは1996年。まだまだゲーム隆盛期であり、今ほど得体の知れたエンターティメントではありませんでした。
そんなバイオハザードに目をつけ、映画化に踏み込んだのは、ハリウッドなどではなかったということです。
しかし、バイオハザードの大ヒットは「ゲーム作品の映画化」の成功ルートを切り開きました。
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ゲーム映画の成功条件
バイオハザードのヒットから見えてくる、成功条件を考察しマス。
僕の思う「ゲーム映画の成功条件」は以下です。
- 原作愛があること
- 映画から入って楽しめること
- ノンストレスであること
原作愛があること、映画から入って楽しめることは言わずもがな。
ノンストレスであること、これがキーになってくるかと思います。
ゲームというのは、プレイヤーが操作します。
自分の動きたいように動ける、行動・意思の決定ができる、作品を体験することができる。これが最大の魅力です。
そのため、ゲームの良さを残した映画を作る上では、ストーリーや世界観に気を使うだけでなく、ここでこう動いてほしい。という観客のニーズに応える展開を用意することが大切です。
今回はこの辺りも加味して、映画化しそうな(しやすそうな・してほしい)作品を予想します。
Horizon Zero Dawn
1作目は世界的大人気作品、Horizon Zero Dawnデス。
魅力はその世界観と機械獣のデザインデス。
昨今のゲーム(特にプレステ系)は、そもそもシネマティックな作りになっているので、「映画化」というのが新鮮かどうかは難しいところです。
が、それにつけても本作はぜひ映画館で見たい!
ゲームの舞台は、機械の氾濫によって地表の生命体のほとんどが死滅した1000年後の地球。
機械獣たちは、複製・修繕能力があるため、まるで普通の動物のように生活しています。
機械獣たちから逃れるようにして暮らす、残された数少ない人類は、回り回って原始的な狩猟生活をしています。そんな部族の1人、アーロイが主人公の本作。
シンギュラリティ的な考え方や、他民族共生、生命などさまざまな要素を、圧倒的世界観とアイデアでよく織り込んだ傑作中の傑作です。
映画化すればまずファンは見るでしょうし、映画から入っても親しみやすい作品となりそうです。
Detroit : become human
2作品目は、超骨太ストーリーと、そのエンディング分岐が魅力の
「Detroit : become human」デス。
今更感は否めませんが…。
人形ロボット、「アンドロイド」が作られ、お手伝いや危険作業、性産業などに従事している未来。
自我を持ち出したアンドロイドたちが「人権」を獲得するまでの話を描いた、社会派SF作品です。
そもそも、本作は映画「ブレードランナー」から強烈なインスパイアを受けているため、ガチガチに映画寄りの作品。
物語がプレイヤーの選択によって分岐し、マルチエンディングを迎えるのが本作の魅力となっています。
これが良さではあるものの、「クリアまで非常に時間がかかることと、正解がないこと」は一定数のプレイヤーにストレスになります。
ここを映画化することで、「エンディング1本化・2時間以内に収める」ことで、消費しやすくし、消化しやすくできれば、十分なヒットが見込めます。
Five nights at freddy’s
3作品目は、「Five nights at freddy’s」デス。
知る人ぞ知る、高難易度ホラーゲーム。
敵キャラクターとの駆け引きが魅力デス。
プレイヤーは、夜のピザ屋で監視室から監視する男を操作します。
なぜか知りませんが、ピザ屋に置いてある着ぐるみが動き出し、プレイヤーを◯しにくるので、直前でドアを閉めるなどしてやり過ごし、5日間の夜を越えれば、晴れてゲームクリアです。
その難しさから、ゲーマー界では有名な作品。
この作品にはほとんどストーリーはありません。映画化する際は、このストーリー部分を十分に補填することによって、良いホラー映画と化ける可能性があります。
ただ…、本作は、上記までに挙げた「Horizon」や、「Detroit」と違い、操作やアクションに重きを置いている作品なので、映画化するのは難しいと思われます。
なぜ着ぐるみが動くのか?なぜ○しに来るのか?このピザ屋の正体は?など、この辺りを補填できれば、面白そうです。
Ghost of Tsushima
4作目は「Ghost of Tsushima」デス。
日本の対馬が舞台となっており、モンゴル軍との戦いが描かれマス。
ストーリー・世界観・アクション・やり込み要素などが魅力デス。
対馬に襲来したモンゴル軍と孤独に戦う武士、堺が主人公の本作。
現実的な剣戟を楽しむことができ、美しい日本の風景の中を駆け巡ることができます。
昨今は日本を舞台としたゲームや映画が多く、サムライやニンジャは依然として大きな人気を誇っています。
国内でも日本が舞台ということで、人気ゲームのうちの一つです。
武士道として正々堂々戦うことよりも、仲間を守るため、闇に落ちていく主人公は、アメコミにも通じる精神と融合されており、ダークヒーローとして映画化しやすそうです。
浅野忠信あたりに演じてほしいですね。
リトルナイトメア
5作目は「リトルナイトメア」デス。
独特な世界観を持ったホラーゲームで、謎や小ネタが多いことから
考察が盛り上がっているゲームデス。
ティムバートン的世界観というか、気持ち悪いけど、ちょっと見てみたいキャラクターたちが出てくるホラーゲーム。
主人公は小さな子供。敵となるキャラクターは皆大人なことから、子供にとっての社会的不安要素が具体化されているのでは?と考察されています。
例えば、虐待や性犯罪、いじめ、飢餓、などなど。
正直本作を映画化するのはかなり難しいとは思いますが、ぜひ製作陣には頑張ってもらいたいです。
ファンタジーホラーというあまり多くないジャンルの映画となるため、しっかり原作愛を残して映画化すれば、ヒットすること間違いなしでしょう。
まとめ
今回は、映画化しそうなゲーム作品についてご紹介しまシタ。
任天堂のゲーム作品が映画化するイメージが湧きずらかったので、今回はプレステ系作品からの選抜となりました。
ストーリーに重きを置いている作品や、圧倒的世界観を持つ作品は、映画化しやすいと思います。
今話題をかっさっらっている「エルデンリング」も、シリーズ化されるようであれば、映画化の可能性はありますよね。
今後のゲーム×映画分野に注目です。
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