映画THE BATMANで鍵を握る「キャットウーマン」とは
2022年3月の公開まで1ヶ月を切った、新作バットマン映画「THE BATMAN」。
映画本編についての記事は、https://coffeeofroadrunner.com/【新生バットマン】the-batmanへの期待【リドラー】/ とhttps://coffeeofroadrunner.com/【新生バットマン】最凶の知能犯リドラーとは【/を合わせて読んでいただければと思います。
今回は、予告編でも圧倒的な存在感を誇る「キャットウーマン」について深掘りしていきます。
作中でキーパーソンとなることは、ほぼ確実でしょう。
キャットウーマンとは?
「キャット・ウーマン」、本名「セリーナ・カイル」が登場したのは1940年、「Batman #1」にて。
バットマンと同一の目的を果たすため行動を共にしたり、先に載せた「THE BATMAN」の予告編の様子などから、バットマンの味方として認識されることが多いんですが、キャラクターの位置付けとしては「スーパーヴィラン」、悪役にあたります。
1940年以来、2022年の現在に至るまでの約80年間、漫画やアニメ、映画作品に数多く出演してきましたが、共通しているのは
- ネコを意識した服装をしている
- 金持ちや悪人からの強盗を中心とした犯罪に手を染めている
- 孤児であったり、家庭環境が劣悪であったりというバックボーンを持つ
- ジョーカーやリドラーとは違い、殺人をしない
- バットマンと恋仲にある
という5つの点です。
歴代映画キャットウーマン
リー・メリウェザー(「バットマン・オリジナル・ムービー」1966年)
リー・メリウェザーがキャットウーマンとして出演した、バットマン・オリジナル・ムービーは、かなりコメディ調のスパー戦隊モノ的な「バットマン」。
出たなこの悪者め!みたいな感じです。おそらく対象年齢は5歳〜10歳程度。その中でキャットウーマンとして初の女優を演じました。
ミシェル・ハイファー(「バットマン・リターンズ」1992年)
世界で最も美しい女優にも選ばれたミシェルが演じたのは、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」で知られるティム・バートン監督が作成した「バットマン・リターンズ」でのキャット・ウーマン。
ティム・バートン節が強烈に炸裂している本作。美しいながらも狂気に満ちているスーパーヴィラン、キャットウーマンを演じていますね。
ハル・ベリー(「キャットウーマン」2004年)
はる・ベリーが演じたのは、露出度高め、肌に色があり、絞られた肉体が特徴的なキャットウーマン。
バットマン映画ではなく、キャットウーマンが主役となった映画。
CGやアクションに力を入れた本作ですが、振るわず、ラジー賞(面白くない映画大賞)を4部門も獲得してしまいます。
キャットウーマンの魅力は、バットマンとの関係性が大きいものを占めますから、単体の映画ではあまりウケが良くないのかもしれません。
アン・ハサウェイ(「ダークナイト・ライジング」2012年)
「マイインターン」などで知られるアン・ハサウェイは、クリストファー・ノーラン監督作成のバットマン3部作、ダークナイトシリーズの3作目、「ダークナイト・ライジング」に登場するキャットウーマンを演じました。
性格には自身のことをキャットウーマンと自称しないので、その見た目からキャットウーマンだろうと判断したものになります。
バットマンと惹かれ合い、かなりの部分で共闘シーンがあります。そして非常に強い。
アンハサウェイがここまでアクションシーンができるということは知りませんでしたね。
次回作の「THE BATMAN」のキャットウーマンに近い存在になりそうです。
ゾーイ・クラヴィッツ(「THE BATMAN」2022年)
そして3月公開の「THE BATMAN」でおそらくバットマンと共にリドラー・ペンギンのコンビに立ち向かうであろう、キャットウーマンを演じるのはゾーイ・クラヴィッツ。
ゾーイは、X-MENや、マッドマックス、ファンタスティックビーストなどに出演している、文句なしのキャリアを持った女優。
アフリカ・ユダヤ系アメリカ人ですので、歴代2人目の有色のキャットウーマンとなります。
また、ベリーショートヘアーのキャットウーマンは初です。(多分)
そもそも、窃盗や戦闘を生業としているキャットウーマンが長髪であることにメリットはありませんから、非常に現実的で良いと思います。有事の際はウィッグを被ればいいわけですからね。
予告編を見たところ、目元のマスクも布を切り取って作った簡易的なもので良いです。
まとめ
今回は、バットマンの敵でありながら味方、そして恋人であるキャットウーマンについてまとめました。
3月公開の「 THE BATMAN」をより楽しむための一助になれば、幸いです。
歴代のキャットウーマンではアン・ハサウェイの人気が高いですが、僕としては本作のゾーイ・クラヴィッツに大きな期待を寄せています。
アクションも申し分ないでしょうし、何より短髪が似合う女優は格好いい。
ますます楽しみになりますね。
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