「現実にポケモンがいたらなあ」の公式化
「ポケモンがもしも現実世界にいたら」「ポケモンと一緒に暮らせたら」
これは人類が1996年から持ち続けている「夢」です。
ポケモンはいつでも、画面の向こう側の存在でした。昔はゲームに登場するポケモンは、「8Bitのキャラクター」でしたし、アニメや映画も、一方的に我々が彼らの世界を覗き見ているだけでした。
もしも、ワンちゃんネコちゃんのようにピカチュウがいてくれたら…。20年前からの、人類の夢。
上記のポケモン公式インスタグラムの投稿も、現実的な服装の人々やスマホとポケモンが共存している様子が描かれています。
ポケモンは相互作用(インタラクティブ)へ
ポケモンは昨今、相互作用的になって来ています。
相互作用(インタラクティブ)とは、互いに影響を及ぼすということ。
今まで「プレイヤー→ポケモン」という一方通行だったコミュニケーション構造が、
「プレイヤー⇆ポケモン」という相互のコミュニケーションになるということです。
昨今のポケモンでは、ストーリー進行とは全く関係のない、「ポケモンとただ戯れる」という機能があります。
おもちゃやおやつをあげて、それによるポケモンの反応を楽しむというもの。プレイヤーはその様子を動画に収めてSNSに投稿したりもできます。
これは、現実でのワンちゃんネコちゃんと同じような現象と言えます。
かわいい家族の様子をSNSでシェアする。こういったことが現代のポケモンでは実現可能なのです。
今はむしろゲームクリアよりもポケモンの世界で時間を過ごすことに重きが置かれていると感じます。
ポケモン公式Youtubeがすごい
ポケモン公式のマーケティングとして、こうした「ポケモンと暮らしたい」という消費者の願望にスポットを当てていることがよくわかります。
現実の男性・キッチン・料理とポケモン。もしポケモンがいたらこんな日常なんだろうという、消費者の願望をうまく取り扱っています。
このほかにも
アニメーションで、女の子とポケモンの日常を描いていたりと、どんどんと「もしポケモンがいたら」のプロジェクトが進んでいます。
コメントでは「ポケモンとリアルで暮らせたらいいなあ」「ポケモンと人間の距離感が近く感じる」など多数寄せられています。
この反応の良さからして、この先のポケモン公式から発表されるコンテンツにもおそらくこういった流れを組んでいるものが現れることは確実ですね。
今はまだ、「いたらなあ」
今の段階は、まだ「いたらなあ」の状態。
もしポケモンが現実に居てくれたらこうなんだろうな。こうしたいな。という願望にポケモンが答えようとしている段階です。
ポケモンGOによる、現実世界とポケモン世界の接続や、先に述べたようなポケモンとの相互作用的な遊び方。Youtube等での映像作品。
この先もまだこの「いたらなあ」のフェーズが続くでしょう。
この先は、「いる」になるか
では、本当にポケモンと暮らすような日はくるのか。
VR技術が進化している現代。段々と、日常とデジタル世界が融合していっています。
「レディ・プレイヤー・1」という映画をご存知でしょうか。
この映画は、荒廃した現実生活から逃避するため、人々がVRゴーグルと専用スーツを着用してゲーム空間に集うという内容になっています。
ゲーム内での触覚は、スーツを通してリアルに感じることができ、ゲーム内で人と触れ合えば現実で触れ合うように人と触れ合うことができるのです。
もしこの映画に登場するようなテクノロジーが登場した場合は、我々がゲーム世界へ参入することによって、ポケモンとの生活は実現するかもしれません。
ある程度であれば、すでに作ろうと思えば作れるくらいのテクノロジー環境にある気はしています。
しかし問題は、ニンテンドースイッチ並みの低価格で、家庭用として用意できるかですね。
しかしそう遠くない未来、ポケモンと暮らすという夢は叶うのかもしれません。
まとめ
今回は、「ポケモンと暮らす」という壮大な夢についてのお話でした。
ポケモン公式から今後出てくるコンテンツには、要注目です。
初代ポケモンを遊んでいた少年少女は現在、30代。
今後ポケモンへの熱を持った大人がどんどんと増えていくわけです。
夢を叶えたいと願う人々が増えれば、夢は実現するかもしれません。楽しみですね。
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