言語を超えて一気に童心に帰れる
任天度の前でメガホンを持って抗議をするという、超おもしろいCMを打っていたクラッシュバンディクー。この頃のSONYはいい意味で狂ってますね。
この動画の冒頭でも流れている、クラッシュバンディクーのゲーム中に流れるBGM。
クラッシュバンディクーというゲームは、音楽がとにかく素晴らしいんです。
もちろんゲーム性・世界観も最高なんだけれど。
とはいえかなり昔のゲームだから、知らない方も多いと思います。
先ずはクラッシュバンディクーについて調べてみましょう。
「クラッシュバンディクー」とは?
クラッシュバンディクーは、1996年にソニーから発売された、アクション・アドベンチャーゲームです。発売当時680万枚を売り上げ、最も売れたPlayStation用ソフトの1本となりました。
世界征服を目論む悪の博士「コルテックス」の実験台となっていたバンディクーが、実験場を抜け出してコルテックスを倒すために冒険を続けます。
余談ですが、バンディクーとは実在する動物の名前です。しかもめちゃくちゃ可愛い。
開発者であるアンディ・ガビンとジェイソン・ルービンの2名で練り上げられたゲーム(らしい。)で、
ソニック・ザ・ヘッジホッグからインスパイアを受けているそう。
そういえばクラッシュ・バンディクーとソニック・ザ・ヘッジホッグって名前の構図が似てるますよね。
「壊すバンディクー」と「音速のハリネズミ」ですからね。シンプルでわかりやすい。
世界観
今回はそんなクラッシュバンディクーの音楽についてです。
ゲームの音楽を語る上で欠かせないのは、そのゲームの世界観についてです。
クラッシュバンディクーの音楽は、木琴や太鼓を使用しているものが多く、インディアンやアフリカ部族を思わせるような民族音楽のエッセンスが取り入れられています。
そこにビートを取り入れてゲームBGMとして昇華しているんですね。
そもそもクラッシュの世界観としては、自然豊かな島を鋼鉄で犯していく科学者「コルテックス」を倒し、自然を取り戻す。というものがあります。
これは開拓者 vs 先住民という構図であり、それはアメリカ人とインディアンに置き換えられます。
そんなこともあり、クラッシュの音楽では先住民っぽい、部族っぽい音楽が取り入れられています。
少年に戻される音楽
全ての音楽が懐かしく、鮮明に様々な記憶を思い出させてくれる音楽です。
特にクラッシュといえばという有名なBGMとしては、5:05〜からの「N.Sanity Island」でしょう。
太鼓と木琴(鉄筋?)が印象的で、一度聞いたら忘れられません。
ビートもやりすぎず、ずっと流れていてもうるさくならない絶妙なラインです。
もう10数年前の思い出ですが、家族や友人と一緒にクラッシュをやった思い出が、この曲によって思い出されます。
こうなると次に気になるのは、どんな人がこのサウンドトラックを作ったのかということです。
クラッシュの音楽を作った人 ジョシュ・マンセル
クラッシュの音楽を作ったのは、「ジョシュ・マンセル」という人。
彼はキアヌ・リーブス主演の1995年の映画「JM」で音楽担当として参加しており、そこでの功績が認められ、起用されたそうです。
クラッシュバンディクーの他にも、「ジャック×ダクスター」シリーズの作曲も手がけています。
クラッシュの作曲に際しては、「単純ながらもどこか調子外れな」音楽を目指したとのこと。
単純で頭はあまり良くないけど、なぜかいつもうまくいってしまうというクラッシュのキャラクターがしっかりと反映されてますね。天才です。
まとめ
今回は、ゲーム「クラッシュ・バンディクー」の音楽について紹介しました。
ゲーム音楽はとても優れているものが多いと思います。
ゲームに興味がない方も、ぜひ音楽として一度聞いてみてください。
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