【コーヒー入門】スペシャルティコーヒーとは【基礎知識②】

white mug beside wallet and earbuds coffee
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全体の5%しかない、選ばれしコーヒー

brown coffee beans on white surface
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当店は「スペシャルティコーヒー」を取り扱っております!と書いてあるカフェ、最近目にしませんか?

この記事では

  • スペシャルティコーヒーってよく聞くけど何かわからない
  • スペシャルティコーヒーが美味しいのはわかるけどどう違うのかわからない
  • 美味しいコーヒーを飲みたいけどどんなお店に行けばいいのかわからない

こうした悩みを解決できる記事となっておりますので、助けになれば幸いです。

ご紹介の前に、僕のコーヒー経歴についてお話しいたします。

  • 【この記事を書いているKOUについて】
  • コーヒーにどっぷりとハマってから1〜2年ほど
  • 年間100〜200近くのカフェ・コーヒースタンドを巡る。
  • 年間に飲むコーヒーは約600杯
  • 家には常に5〜7種類のコーヒー豆を常備。
  • エスプレッソマシン・電動グラインダーなども所持。
  • カフェなどでの職歴はなし

さて、スペシャルティコーヒーとは、「日本スペシャルティコーヒー協会」の説明によると

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

https://scaj.org/about/specialty-coffee

と、されています。噛み砕いて言えば「めっちゃ美味しいコーヒー」ということです。

とはいえ、ざっくりしすぎていて、何をもって「美味しいコーヒー」としているのかわかりませんよね。

もう少しスペシャルティコーヒーについて深掘りして説明してみます。

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構成する要素

close up photo white ceramic cup
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スペシャルティコーヒーを構成する要素は全部で7つあります。

  1. カップ・クオリティのきれいさ
  2. 甘さ
  3. 酸味の特徴評価
  4. 口に含んだ質感
  5. 風味特性・風味のプロフィール
  6. 後味の印象度
  7. バランス

①カップ・クオリティのきれいさ

1つ目の要素は、カップが清潔で、風味を損なう要素が全くないこと。コーヒーそのものを構成する要素ではないにしろ、カップに清潔さがなければ、美味しくコーヒーを飲めませんよね。

逆にいうと、スペシャルティーコーヒーを出してくれるお店、というのはある程度の清潔感が担保されていると言えるでしょう。

②甘さ

一見、コーヒーという苦い飲み物と相反する要素のように思えますよね。

しかし美味しいコーヒーというのは、苦味・酸味・渋味などがしっかりとバランスが取れており、ゆったりとした甘みを感じることができます。苦味と甘味が共存できるんですね。

これは収穫時の熟度などが関係しています。

③酸味の特徴評価

酸味にキレがあるか、繊細か。刺激的な酸味、不快な印象度を与える酸味、爽やかさ・キレの無い酸味、劣化した嫌な酸味になってしまっている場合は、スペシャルティコーヒーとは呼べません。

酸味のあるコーヒは嫌だ。という方、多いですよね。でも多くの場合、この「不快な印象を与える酸味」に対しての感想だと思います。本当に美味しいスペシャルティコーヒーでは、酸味こそ至高です。

④口に含んだ質感

コーヒーから感じる、粘り気や密度、濃さ、重さなどの質感。

さらっとしているものもあれば、どっしりとくるものもありますよね。総じて心地よさ・おいしさにつながるような良い質感を持ったコーヒーかどうか。が、この要素に入ります。

この要素は特に初心者には難しい要素で、最初のうちは判断がつかないと思います。

初めは「なんかいい感じ」くらいで判断してみるといいのかなと思います。

⑤風味特性・風味のプロフィール

これは最も重要な要素とされており、栽培地域の特性がコーヒーから感じられるか。が重要ポイントになっています。

栽培から抽出までの全工程が適切に行われることによって、コロンビアっぽい味がするなあ、とか、エチオピアっぽい味がするなあ、などの個性を感じることができるのです。

⑥後味の印象度

コーヒーを飲んだ後の後味が、甘味で消えていくのか。それとも嫌な苦味で消えていくのかで判断。

これは②の甘さに通じるものがありますね。

⑦バランス

コーヒー全体の風味の調和が取れているか?の項目です。

ちょっと苦味が強すぎるな。酸味が強すぎるな。発酵感が強すぎるな。香ばしすぎるな。などなど

構成要素としては良くても、バランスが取れていないとスペシャルティコーヒーとは言えません。

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これらの7つの要素を持ったコーヒーが、飲む人の前に現れて初めて「スペシャルティコーヒー」となるのです。

どんなお店に行けばいい?

woman holding coffee and book
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では、コーヒー全体のおよそ5%しか存在していない「スペシャルティコーヒー」。どこで飲めばいいのでしょうか。

例えば、僕の大好きな「LIGHT UP COFFEE」さんというコーヒーショップ。

ホームページを見てみますと

https://lightupcoffee.com

下の方にこのような表記が。「スペシャルティコーヒー専門店です」との表記がありますね。

当たり前ではありますが、スペシャルティーを取り扱っているお店は、それをお客さんに知ってもらいたいはずです。

ほとんどの場合ホームページやSNS等に「スペシャルティー出してます」との表記があるかと思います。

「コーヒー 〇〇(街名)」で検索して気になったお店のホームページに行ってみましょう。もしそのお店がスペシャルティコーヒーを出していれば、ホームページのどこかに書いてあるはずです。

それでも失敗したくない…。という方がいれば、まずは先ほど紹介した「LIGHT UP COFFEE」さんに行ってみてください。下北沢・吉祥寺に店舗がありますので、お家が近い方は是非とも行ってみてください!

 【公式HP】https://lightupcoffee.com

まとめ

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今回はコーヒーを楽しむ上で是非知っておきたい基礎知識の②として、「スペシャルティコーヒー」についてご紹介しました。

僕個人の感想として、一般のコーヒーとスペシャルティコーヒーは全く別の飲み物です。というほどに味わいが違います。

コーヒーに感じる嫌なところ、みたいなものが全て心地よく感じれる飲み物。ひたすらに美味しいです。

プロのバリスタがコーヒーを淹れる様子・音・香りからスペシャルティコーヒーは始まっています。

ぜひ、挑戦してみてください。

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